<a>タグ

要素 a要素
分類 インライン要素
開始・終了 開始、終了ともに必須

a要素は別のページや文書へのリンクを設定することができます。
aはanchorの略で、href属性にリンク先のURLを指定することで、リンクを設定することができます。

<a href="example.html">リンクテキスト</a>

画像にリンクを設定する場合は、IMGタグをAタグで挟むことで設定できます。

 リンク先を開くフレームやウィンドウを指定する

target属性に値を設定することで、リンク先を開くフレームやウィンドウを指定することができます。
主に別ウィンドウ(新しいウィンドウ)で開く場合に多用されています。

<a href="example.html" target="_blank">リンクテキスト</a>

属性 説明
target="" _blank 新規のウィンドウに表示
_self 現在のフレーム(ウィンドウ)に表示
_parent 親フレームに表示
_top フレーム分割を解除してウィンドウ全体に表示
フレーム名、ウィンドウ名 任意のフレーム(ウィンドウ)に表示

閲覧しているユーザーの環境によっては、別ウィンドウ出の展開をブロックしている場合もあります。

 同ページ内の指定の箇所にリンクさせる

リンク先の要素内にid属性を設定することで、同ページ内のリンクを設定できます。

リンク元(出発点)
<a href="#abc">ABCの位置へジャンプ</a>

リンク先(到達点)
<h3 id="abc">ここがABCの位置</h3>

予め、リンクさせたい先の要素にidを記述し、リンクの<a>のhref属性に、#を頭につけたidの値を設置することで設定することができます。

 別ページの特定の箇所へリンクさせる

別ページの特定の箇所にリンクをさせたい場合もid属性を使用します。

リンク先の要素にid属性を設定したら、リンクを設定するaタグには以下のように設定します。

リンク元(出発点)
<a href="URL#abc">ABCの位置へジャンプ</a>

リンク先(到達点)
<h3 id="abc">ここがABCの位置</h3>

 リンクにメールソフト起動の設定をする

a要素にメールソフト起動の設定をすることもできます。

Webメールには適用されず、パソコンやスマホにインストールされているメールソフトが対象となりますが、下記のように記述します。

<a href="mailto:info@example.com">メールはこちらへ</a>

メールソフト起動時に予め件名や本文を入力しておきたい場合は、以下のように記述することで設定することができます。

<a href="mailto:info@example.com?subject=問い合わせ&body=ご記入ください"">メールはこちらへ</a>